同志社大学マンドリンクラブ沖縄公演

Posted by on 4月 17, 2015 in 活動報告
同志社大学マンドリンクラブ沖縄公演

同志社マンドリン393

同志社大学マンドリンクラブの沖縄公演が3月25日(水)那覇市のパレット市民劇場、翌3月26日(木)名護市民会館で開催されました。 創立105年の伝統を誇る同志社大学マンドリンクラブの沖縄公演は今回が3回目。最初の沖縄公演は1929年といいますから、今から86年前の事、昭和4年の事です。 そして2回目が1962年(昭和37年)で、それ以来ですから53年ぶりの沖縄公演という事になります。その時は幾つかの会場で演奏会を開き、石嶺児童園や盲唖学校等の慰問公演をしたり、琉球放送テレビや沖縄テレビにも出演したりという記録が残っています。 そして今回の公演は沖縄で活躍するギタリストの大城松健さんが、音楽的に強い影響を受けた、作曲家菅原明朗さんの法要が去年3月、兵庫県の明石西林寺本堂で行われた際、菅原明朗氏と関わりの深い同志社大学マンドリンクラブの演奏を初めて聞き、 マンドリンのオーケストラがこんなにも美しくすばらしいものだったのかと深く感動し、ぜひ沖縄の皆さんにも、このすばらしい演奏を聴いてもらいたいという強い思いから今回の沖縄公演が実現する運びとなったのです。
大城松健さんとマンドリンクラブからの沖縄公演の協力依頼を受けた沖縄校友会は、役員会を何回も開いて、どのような協力、取り組み支援ができるかという事について話し合いました。 1番大きな課題は、チケットをどのようにさばくかでした。名護市民会館については、ギタリストである大城さんが地元名護市で手馴れていることもあって不安はなかったが、初日の那覇市のパレット市民劇場の400枚以上のチケットをいかにさばくかが、問題であった。 役員が手分けして同志社の先輩や友人、後輩達に積極的に電話や郵送でアタックして300枚以上売り上げることができました。又、マンドリンクラブ出身の嘉数真知子さんが沖縄のマンドリンの仲間や同志社の出身が多い、琉球銀行等にも働きかけて、多くの枚数をさばく事ができました。
ご協力をいただいた多くの同志社の仲間に感謝、感謝、大感謝です。
チケットの販売の他にもポスターやチラシの配布、そしてマスコミへの後援依頼、取材依頼、公演前に2人の女子マネージャーが下見の為、来沖した時は、会場の下見、マスコミ訪問、接待、そして垣花支部長は二月前からパーソナリティーをつとめるRBCラジオで毎週、同志社マンドリンクラブのCDを流して公演のPRを行いました。3月22日のマンドリンクラブの沖縄入りの際の那覇空港での校友会旗を持って出迎え、お菓子を差し入れたりする等、どれもが沖縄校友会としては、初めての取り組みでした。いざ本番の日を迎え、客の入りを心配したが、那覇での公演も開演前から客が並び、当日券も完売して会場は立ち見が出るほどでした。
沖縄校友会マンドリン告知

 


翌日の名護公演も1,000人収容の広い会場が8割り方埋まり、2日間共大盛況のうちに沖縄公演の幕を閉じました。
同志社のマンドリンクラブの演奏会にやってきた多くの沖縄県民は、美しいマンドリンの音色に聞き惚れ「心打たれた」「心がいやされた」「感動でふるえた」「又すぐに来てほしい」等々の感想が多く聞かれました。 特にアンコール曲の沖縄をテーマにした幻想組曲「南海の朝焼け」は「安里屋ユンタ」や「なんた浜」等沖縄民謡が数曲アレンジされて、県民の心に強く響いたようでした。 今回の演奏会は沖縄の人たちを喜ばせ、又演奏し終わったマンドリンクラブの学生たちにもやりきったという充足感を伺う事ができ、沖縄校友会も今回の沖縄公演に深く関わる事ができ、いい仕事をさせて頂いたと感謝の気持ちで一杯になりました。 (文責 垣花 章)