『3月17日はSDGsの日』なのだそうです。

『3月17日はSDGsの日』なのだそうです。

今日、3月17日は「みんなで考えるSDGsの日」なのだそうです。知りませんでした。私が勤める会社の従業員向けホームページで今朝初めて知りました。以下はその受売りです。
SDGs(エスディージーズ)って、2015年9月に『国連持続可能な開発サミット』において採択された『Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標』のこと。
国連加盟193ケ国が2030年までの15年間で達成すべき目標としての『17のゴール』と、それを達成するための具体的な『169のターゲット』で構成されているんだそうです。
『みんな(3)』で、SDGsとして掲げられている『(17)のゴール』を実現しようということから、3月17日が『みんなで考えるSDGsの日』になったそうです。
2020年、(一般社団法人)日本記念日協会により認定・登録されたそうです。
...ってことは、今年を入れても後9年???17のゴールってよく聞きますが、そのためのターゲットが169個もあるって、大変だ。

でも、そもそも17のゴールとは...これが分かりません。ネットで調べると以下の17個なのだそうです。

【17の目標】
1. 貧困をなくそう
2. 飢餓をゼロに
3. すべての人に健康と福祉を
4. 質の高い教育をみんなに
5. ジェンダー平等を実現しよう
6. 安全なトイレと水を世界中に
7. エネルギーをみんなに。そしてクリーンに
8. 働きがいも経済成長も
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
10. 人や国の不平等をなくそう
11. 住み続けられるまちづくりを
12. つくる責任、つかう責任
13. 気候変動に具体的な対策を
14. 海の豊かさを守ろう
15. 陸の豊かさも守ろう
16. 平和と公正をすべての人に
17. パートナーシップで目標を達成しよう

そして、その具体的な内容とは...

1. 貧困をなくそう
世界では、6人に1人の子どもたちが「極度にまずしい」暮らしをしています。

子どもの貧困をなくすことは、豊かな未来を創るためにも必要なことです。そして、貧困がなくなれば、子どもたちが学び、遊び、多くのことを経験することで、より良い将来を切り拓くこともできるでしょう。

2. 飢餓をゼロに
地球上にいる人の10人に1人が、その日食べるものがない、明日以降も食べ物を得られるか、わからない状態にいます。

今日の食べ物を確保すること、そして、明日の食べ物に不安を持たないことは、人間が人間らしく生きていくうえで最低限実現したいことです。

また、食事が有り余っている国や個人と、そうでない国や個人の差をなくすことも重要です。

3. すべての人に健康と福祉を
サハラ以南のアフリカ地域では、2人に1人の子どもが、風邪で肺炎になっても治療を受けられません。

病気になったときに適切な医療を受けられること、また、病気ではなくても心身や家庭環境に問題を抱えているときに必要な福祉を受けられることは、人間らしく生きていくうえで実現すべき目標です。

4. 質の高い教育をみんなに
サハラ以南のアフリカ地域、西アジア地域、南アジア地域では、5人に1人が小学校に通えていません。

将来の選択肢を広げるためにも、そして不幸になる因習を断ち切るためにも、教育は不可欠です。質の高い教育をすべての子どもたちが受けられる世の中は、未来を創ることでもあります。

5. ジェンダー平等を実現しよう
子どもの結婚、早すぎる結婚、強制的な結婚など、女性や女の子を傷つける習わしが世界各地で見られています。

性別に優劣をつけるという考え方が次の世代に引き継がれないように、ジェンダー平等を実現することは世界が実現すべき課題です。

また、ジェンダーに対する正しい理解を習得するためにも、質の高い教育が必要です。

6. 安全なトイレと水を世界中に
衛生的な生活をするためには、世界のどの場所でも安全なトイレと水を利用できる状態にする必要があります。

トイレと水の安全性を高めるためには、水質汚染を減らすこと、つまり、ゴミを水に流さないこと、有害な化学物質が流れ込まないようにすることを実現しなくてはいけません。

また、処理しないまま流す排水を減らすことも、衛生的な水を確保するために必要です。

7. エネルギーをみんなに。そしてクリーンに
だれもが安い値段で、安定的で現代的なエネルギーを使えるようにすることも、2030年までに実現を目指す目標のひとつです。

エネルギーの確保なしには、生産活動を十分には行えません。経済成長を遂げ、すべての人が安定した生活を実現するためにも、十分な量のエネルギーを確保することは必要です。

また、エネルギーは、化石燃料などの二酸化炭素を排出しないクリーンなものであることが望ましいといえるでしょう。

8. 働きがいも経済成長も
商品やサービスの価値をより高める産業や、労働集約型の産業を中心に、多様化、技術の向上、イノベーションを通じて、経済の生産性をあげることが必要です。

また、多様な仕事が生まれることで、一人ひとりが働きがいを感じやすくなるでしょう。

9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
質が高く、持続可能な災害などにも強いインフラをつくることは、すべての人々が快適に生活するために不可欠なことです。

災害が起こるたびにインフラが止まる、経済が止まる、貧困が生まれるといった悪循環を断ち切る必要があります。

10. 人や国の不平等をなくそう
差別的な法律、政策や習わしをなくし、適切な法律や政策の実施により、人びとが平等にチャンスを持てる社会を作っていくことは実現すべき目標のひとつです。

また、誰もが平等に挑戦できる社会であれば、所得の格差も減り、次の世代はさらに平等な世の中になると期待できるでしょう。

11. 住み続けられるまちづくりを
水害などの災害によって命を失う人や被害を受ける人の数を大きく減らすことが必要です。

不安なく住み続けられるまちづくりも、暮らしやすい地球を実現するために欠かせません。

12. つくる責任、つかう責任
飲食店や小売店、消費者のそれぞれが廃棄する食材を減らすことで、より無駄のない社会を実現できます。

必要な分だけ買うこと、買ったものはすべて消費することをすべての人が意識する必要があるでしょう。

13. 気候変動に具体的な対策を
温暖化などにより、気候は変動しています。それぞれの国が、気候変動への対応を国の政策や戦略、計画に組み込むことで、将来の生活がより安定したものになるでしょう。

14. 海の豊かさを守ろう
陸上の人間の活動が、海洋ゴミや富栄養化などの海洋汚染につながることがあります。一人ひとりがゴミを適切な場所で捨てることなどで、海の汚染も防いでいきましょう。

15. 陸の豊かさも守ろう
森林、湿地、山地、乾燥地など陸上の生態系と、内陸の淡水地域の生態系を国際的な協定により、保護する必要があります。

また、自然を保護することで自然が本来持つ力を回復させ、持続可能な形で利用できるようにしていきます。

16. 平和と公正をすべての人に
子どもへの虐待や搾取、人身売買、あらゆる形の暴力をなくすことは、世界平和を実現するために不可欠な要素です。

また、公正な判断ができる機関を設置することも、平和と公正の実現に欠かせません。

17. パートナーシップで目標を達成しよう
開発途上国での税金やそのほかの収入を集める能力を向上するために、国際的な支援を提供することも必要です。

また、国際的なサポートにより、国内での資金調達が強化されると、より早く経済的に自立した国家へと成長でき、人々の活動も制限されにくくなるでしょう。

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文責:HP担当 藤原

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