2022年僕的10大ニュース

Posted by on 1月 12, 2023 in 未分類
2022年僕的10大ニュース

新年あけましておめでとうございます。
本年も同志社校友会沖縄県支部をよろしくお願い申し上げます。
1月も早12日となりいよいよ2023年がスタートしてしまいましたが、校友会沖縄県支部の皆様におかれましてはどのようなお正月でございましたでしょうか。新年のご挨拶周り等で縦横無尽に動かれた慌ただしいお正月でもありましたでしょうか。わたくしのお正月と言えば″食って飲んで寝て″という典型的な寝正月でございました。
振返れば昨年は数々の衝撃的な出来事が起こった年でありました。ひょっとしたら後世から2022年が時代の分水嶺だったと言われるかもしれません。
そこで新年のスタートダッシュを切るに当り、「2022年僕的10大ニュース」と銘打ち、衝撃の2022年を振返ってみたいと思います。

【第1位】イーロンマスク氏日本消滅発言

「あたり前のことを言うようだが、出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、日本はいずれ存在しなくなるだろう。これは世界にとって大きな損失になる。」

2022年5月7日にツイッターで発信された、米テスラCEOのイーロン・マスク氏のツイートです。
ごもっともな話ではありますが、外国の方に心配されてどうするの?って話です。何年も前から少子化だ!人口減少だ!高齢化だ!と言われ続け、何もしてこなかった政治家と官僚、そして僕たちの責任です。この国の経済の問題も年金問題もすべての端緒はここにあると思われてなりません。
日本人の大問題です。
一説には、日本の総人口はおよそ200年後に1千万人を切り、2340年に100万人となり、2490年に10万人を割り込み、3300年には日本列島が無人になる…のだそうです。

【第2位】ウクライナ戦争

ウクライナを見捨てれば、日本も同じ運命になりうる。軍事研究者の小泉悠さんの警告です。
「我々(日本)はチェスをプレイする側ではなく、プレイヤーが動かす駒にしか過ぎない。だからウクライナを決して見捨ててはいけない。見捨てれば日本も同じ憂き目に遭う。」のだと新著『ウクライナ戦争』(ちくま新書)の刊行に当たり力説されています。ウクライナの青い空と黄金色の大地に「平和」と「独立」と「自由」を!

【第3位】Playstation5を購入できる権利が大当たり!!!

これは僕的ベスト3には是非入れておきたい!!!
それはそれは苦難の日々でした。
朝な夕な抽選販売情報をネット検索し続け、応募し続け苦節1年半。女神が僕に微笑みかけたのです。昨年8月ゲオ社が新たな転売防止策としてPlaystation4の下取りを条件にした抽選販売を実施したのです。咄嗟に僕は「これしかない!」生まれてこの方『くじ運』なるものには縁もゆかりもないおっさんにはこれしかない!と即応募。めでたくPlaystation5をゲットしたのでした。
その後この施策は不公平だとの批判を受け行われていません。やっぱり僕の為に湧いて出た施策だったのかも。
でも長年連れ添ったPlaystation4とのお別れはとても辛く、いまでも心が痛みます。つくづく小生の『くじ運』の無さが恨めしくもあります。

【第4位】 沖縄科学技術大学院大学(OIST)の客員教授スバンデ・ペーボ教授ノーベル医学生理学賞受賞

絶滅したネアンデルタール人のゲノム(全遺伝情報)を解析しネアンデルタール人と我々ホモ・サピエンスが混血していたことを突き止めました。ともに同時代に生き、一方の種は絶滅し、もう一方の種は繁栄していく。適者生存の理でもあります。
屈強なネアンデルタール人に対してひ弱なホモ・サピエンスは知恵を使い道具を工夫し大きな集団を形成して力を合わせて生きていく道を選びました。それが大きな力になることが理解し、ネアンデルタール人のみならず他の人類種を次々に淘汰し膨張を続けたのでしょう。そして遂には同じホモ・サピエンス同士でも自分の集団の生存を賭け戦ってきたのだと思われます。
この種は今も、そして、これからも自分の集団の生存の為他の種を絶滅に追い遣りながら侵略者として更なる膨張を続けていくのかもしれません。

【第5位】世界人口80億人

国連は、最新推計に基づき、2022年11月半ばに世界の人口が80億人に達したと発表しました。世界の人口が10億人に達したのは西暦1804年頃。地球上にホモ・サピエンスが登場してから数十万年後だそうです。それから、僅か220年程で80億人です。驚異的な人口爆発が起きています。
人口増加によって人類が直面する問題は決して小さくありません。海洋資源の乱獲。開発によって森林やそのほかの自然環境が破壊され、野生生物は驚異的な速さで消滅しています。ヒトによっては第6の大量絶滅が起きているとも言われています。
いまだに化石燃料が中心のエネルギー体制は気候変動を引き起こし、生物多様性や食料の安全保障、飲料水や農業用水はかつてないほどの脅威にさらされつつあります。ある科学者の試算によれば、地球全体で栽培される穀物で養える人口の上限は100億人と言われていますが、サステナビリティの観点からは既に容量オーバーだと考える人もいます。そう考えると、この問題も一刻の猶予も無い問題だと思われます。

【第6位】白紙デモ

きっかけは、11月24日に新疆(しんきょう)ウイグル自治区のウルムチ市で起き10人が死亡した集合住宅の火災でした。ゼロコロナ政策に対する不満や怒りが一気に噴き出して、大規模な抗議運動に発展。ウルムチ市で抗議デモが起きた後、これが上海市、北京市など中国20都市以上へと飛び火、多数の学生たちもデモに参加し、「打倒、習近平政権!」や「打倒、中国共産党」などといった政権批判にまで及びました。今回はゼロコロナ政策を大幅に緩和することで沈静化しましたが、これが中国共産党の終わりの始まりかもしれない。と一部では言われています。
もしも、かの国の現政権が倒れ混乱が発生したとしたら、長期的な混乱となることは必至でその近隣への影響は計り知れないものになるのではと思われ、我が国への影響も心配です。

【第7位】日銀、長期金利の変動許容幅を±0.25%程度から±0.5%程度に拡大

『日米の金融政策の方向性の違いを背景に10月には一時、1ドル=151円台まで円安が加速。為替相場の急激な変動が企業活動に及ぼす悪影響が無視できなくなり、足元の消費者物価の上昇率は3%台半ばに達し、円安が資源高に拍車をかけ、電力料金や生鮮品など幅広い品目で値上げが進む構図が鮮明になったことから、日銀が実質利上げに踏み切った形となった。』と経済学者の皆さんが言っています。2013年に始まった歴史的大規模金融緩和の終わりの始まりとも...早速為替は1月3日に1ドル129円台をつけ、現在も1ドル131円台を右往左往し、株価は急落しています。
これからこの国はどうなるんでしょう。

【第8位】サッカーワールドカップ

数少ない明るい話題です。残念ながらベスト16の壁を超えることは出来ませんでしたが、堂安選手、田中碧選手、三笘選手など若い選手の活躍でドイツ、スペインに勝利した歴史的大会となりました。
改めて若い力を眩しく感じましたし、政治の世界でも若者の躍動する姿を見てみたいと感じました。

【第9位】大谷翔平選手、2桁勝利、2桁本塁打達成

この一年、大谷選手の活躍に何度力づけられたことでしょう。投手打者の二刀流を貫き、8月9日にはベーブ・ルース以来104年振りの2桁勝利、2桁本塁打を達成し、10月5日、近代MLBで投手打者の両方で規定回に達した初めての選手になりました。
今年も僕たち日本人を力付けてください。

【第10位】 安倍元首相暗殺

ニュースとしては衝撃的でしたが、その後の状況を見ると、我が国の政治家と官僚の永年に亘るサボタージュの当然の帰結であったと思われてなりません。政治家がもっと真摯に国民の声に耳を傾けた政治を実践し、官僚が緊張感を持って危機管理に万全を期していれば…と思われてなりません。
安倍元首相のご冥福をお祈りするとともに、彼の死を無駄にすることなく、政治家の方々にも官僚の方々にも、襟を正し緊張感を持って国政に当たって頂きたいと願うばかりです。