これからの人たちのために「同志社創立150周年 VISION 2025」

これからの人たちのために「同志社創立150周年 VISION 2025」

「同志社は2025年創立150周年を迎えます。創立者新島襄は『同志社の完成には200年』と述べました。理想とする教育の完成へと邁進する次の50年、また、さらなる未来に向けて、変わらぬ志と革新的な創造性を融合させてALL DOSHISHAで挑戦を続けます。」
「VISION 2025」のホームページには、こう書かれています。そしてその具体的なビジョンとは...以下は、そのホームページからの抜粋です。

VISION1 学びのかたちの新展開
|課題解決型教育やインターンシップ科目など
|学生の主体的な学びを更に促進。
|また、リーダー養成プログラム、大学院改革など、
|意欲ある学生が能力を伸長できる教育も積極的に提供。
|先行き不透明な時代を自ら切り拓く力を高めます。

VISION2 キャンパスライフの質的向上
|スポーツ・文化・社会活動などの正課外教育の推進、
|地域コミュニティとの連携強化、
|そして学生や留学生を支える奨学金制度の充実。
|また、学生寮設置など、ソフト・ハード両面で
|これまで以上に多様性豊かなキャンパスを目指します。

VISION3 創造と共同による研究力の向上
|様々な学問領域で800名超の研究者が
|学術研究を進めている総合大学の特色を生かし、
|文理融合や領域横断による融合研究を創出。
|世界規模での産官学連携、
|技術移転活動の推進によって本学の研究力を高めていきます。

VISION4 「志」ある人物の受入れ
|世界中から優秀で多様な背景を持つ学生を受け入れるため、
|入試制度改革に取り組みます。
|国際的教育プログラムや語学検定を活用する入試、
|海外修学経験者入試等のほか、生徒のこれまでの努力や実績、
|意欲を評価する入試を導入します。

VISION5 「国際主義」の更なる深化
|2017年度ドイツに開設したEUキャンパスの
|教育体制を整備するなど、留学機会を更に充実。
|留学経験を持つ学生の比率を全学生の30%に、
|外国人留学生の受入れを全学生の13%に増やし、
|国際性を更に強化します。

VISION6 ブランド戦略の展開
|SNS等を活用した情報発信や、効果的な広報活動を実施。
|また、卒業生が同志社人であることを
|幸せに感じる大学であり続けるため、
|在学生との交流、卒業生同士の交流など
|生涯にわたって絆を深めるための活動を展開していきます。

 

要諦は、これから更にグローバル化し複雑化する世界の中で、一人の地球人として、新島襄の志を理念とする同志社大学はいかにあるべきか、その存在意義を問うVISIONなのだと理解しました。
金額の多寡ではありません。私も倹しい生活の中で僅かばかりですが募金させて頂きました。これをご覧になられた校友の皆様におかれましても、そのお志をこの活動にお寄せ頂ければ幸いです。

余談ですが、VISION4の『「志」ある人物の受入れ』とはよく言ったものです。同志社大学として「志」という言葉はよく使われていますが、通常それは、飽くまで「新島襄の志」という意味だと理解していました。普通、大人はこんなストレートな言い方はしないしできないものです。しかし、そのストレートさには、それに見合った責任、社会に対する大学としての責任があると思います。また、これからどんな「人物」が同志社大学から出てくるのか楽しみでもあります。とりあえずは「よく言った!」と褒めてあげたいと、僭越ながらも感じ入ったところです。

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文責:HP担当 藤原

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※ Veritas liberabit vos 「真実はあなたがたを開放する(自由にする)だろう」(ラテン語)